2024年いちき串木野市
Design : sail Keigo nakamura
Graphic Design : Judd.inc
Poto : Hiroki Isdohata
Copywriter : Maki Kakimoto
Construction : TAjIKEN
https://www.sail-jp.com/second_hub
NEW VALUES, NEW SPACE
新しい価値観には、新しい空間を。暮らしに沿った住まいをもう一度考える。
働き方や住む場所、暮らしに対しての考え方や価値観がアップデートされている今。「夢のマイホームを目指して生きるのではなく、生き方に沿った家を考えたい 」と思う人 が増えたはず。プロジェクト「Second Hub」は、その思いを支え実現に導きます。
“新たな始まり”と“第2の場所”を意味する、「Second Hub」は暮らしと仕事をつなぐ新しいライフスタイル の拠点を”という想いを持ってスタートしました。 人生には歳を重ねるごとに様々な変化が訪れます。結婚・子ども・仕事・ペット・趣味など自分の時間・親との同居…. そういった予期せぬことが起こりながら暮らしのスタイルは変わっていき、それに合わせて必要なスペースも変化していきます。「Second Hub」のコンテナハウスによって、そういった変化にも フレキシブルに対応することが可能に。移設と販売ができることによって、同じサイズでずっと1カ所に 定住するという感覚とは真逆である身軽さを手に入れることが実現します。
「Second Hub」を選択肢に加えることで軽やかな一歩を。
「Second Hub」の目指す未来 年々、建築の費用高騰や性能の数値化が進む中で、職人による一点ものの造作工事が減少しています。その結果、「手仕事でつくる木製窓や内装を使った建築を建てたい」という個々のニーズが反映されにくい状況が生まれています。私たちは、この課題に応えるため、従来の建築プロセスから切り離し、個別に提案できる方法を模索してきました。 同時に、現代では「一拠点定住」や「夢のマイホーム」といった固定観念が薄れ、フレキシブルな働き方や多拠点生活への関心が高まっています。しかし、地方に行くほどリモートワークや趣味の場に適した、デザイン性に優れた賃貸物件が不足しているのが現状です。 こうした背景から生まれた「Second Hub」は、クライアントのニーズに合わせて、自由に好きな空間をデザインする提案型のプロジェクトです。また、使用状況の変化に応じて移設や売却が可能な柔軟性も兼ね備え、新しいライフスタイルを支える拠点としての可能性を目指しています。